PENTAX写真生活


by ryua210

蔵王

中学生のころに聞いた大地讃頌という合唱曲がずっと好きだった。
高校生の時にはその伴奏にあこがれてピアノの練習もした。
男女四部合唱の重厚なメロディが素晴らしく、実際に歌ってそのハーモニーを聞くと感動する。
途中に入るピアノの間奏も威厳があって聞きごたえがある。
この曲を作ったのが佐藤眞という作曲家だった。
大地讃頌は「土の歌」という7部の組曲の最後の歌として有名だが、佐藤眞の作品としてはそのほかにもいくつかの組曲があり、特に組曲「蔵王」の中には僕の好きな曲がたくさんある。
まず最初の「蔵王讃歌」、これを聞くと見たこともない蔵王の山々の雄大さが胸に迫ってきて感動する。
次に「投げよう林檎を」、軽快で明るいモーツァルトの小品のような響きがする。
夏の蔵王をうたった「どっこ沼」、日の光が湖面に反射する様子を「とろり光れば…」と表現している歌詞も素晴らしい。
締めの「早春」は季節が一巡して、春を迎える直前の雪解け水が流れ出すようなメロディが心地よい。
こういう曲を聴くたびに、蔵王に行ってみたくなる。
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by ryua210 | 2011-12-17 19:46 | 散文