PENTAX写真生活


by ryua210

接客態度

フランスの店員の愛想の悪さとか行儀の悪さを前に、心の平穏を保つのは難しい。
僕がよく行くFnacという店では、ポケットに手を入れたり棚にもたれかかったりしながら接客するのは日常茶飯事で、一度は客を前にして鼻をほじっている店員を見たことさえある。客を捕まえようという意思は感じられないし、ご来店ありがとうございます的な雰囲気は一切ない。在庫を問い合わせてもコンピュータをたたいてなければないで終わり、知人から聞いた話では存在する製品をないと答えた店員さえいる。相手がフランス語のできないアジア人だという理由はあると思うけれど、日本の接客を知っている人間にとっては考えられないことばかりだ。そんな店員を雇用していても商売が成り立つ小売業というのもまた理解ができないところではある。そう考えると日本の接客というのはどうしてあれほど丁寧で親切で客を神様というほどへりくだるのだろうという気もしてくる。フランス人があれを見たらカースト制か何かと勘違いされるかもしれない。しかも日本人のの店員だって客のことを心底神様と思っているというよりは、売るための手段としてへりくだっているだけなのではないか。そういう過剰な気遣いをして社会全体がストレスを溜め込むとしたら、どっちがましなのかと思う。
[PR]
by ryua210 | 2012-01-06 07:09 | 散文