PENTAX写真生活


by ryua210

すごい

近年、すばらしい、見事だ、感動的だという場面で「やばい」という言葉が使われる。
僕が学生のころからあったような気もするけれど、今ほど頻繁には使われていなかった。
最近の中高生がそのような言葉を使っているのを聞くと、違和感を感じる。
でもこれが言葉の変遷なんだろうなと思う。
ら抜き言葉が使われたり、略語のような表現が一般化したりすると、それを批判する人がいて、僕もどちらかというとそういう言葉を安易には使いたくない方ではある。
ただ、今使っている言葉が正しい日本語かというと、そういうわけでもない。
もし正しい日本語が何百年も前から使われ続けていたとしたら、我々は源氏物語でも奥の細道でもなんな苦労もなく読めるはずだ。古文などという授業も存在しないはずだ。
だから結局、正しい日本語という定義もあいまいなのではないかと思う。
英語を習う前に日本語を正しく使えるようになる必要があるのは間違いないけれど、それは例えば、立場や身分、年代の違う人に対しても言いたいことが適切に伝えられたり、相手の言っていることが理解できるということが大切なので、「正しい日本語」を使っているかどうかというのは多分かなり主観的なものだ。
そもそも「やばい」と同義の一般語の「すごい」などは、恐ろしいとかぞっとするという意味で古語辞典に載っているはずだから、やっぱり言葉の変遷はすごい。
[PR]
by ryua210 | 2012-01-13 07:25 | 散文