PENTAX写真生活


by ryua210

バカンス

欧州人のバカンス感覚は日本人からは想像もつかない。
有給休暇の日数としては日本より多いとしても大幅に変わるわけでもない。
しかし日本人の取得率が半分以下なのに対して、欧州では9割以上がふつうである。
消化しきれていないと上司がとがめられるので、期間の終わりに無理やり休暇を取る人もいれば、長く休めない人などは最後の2か月を週休3日にしたりしている。
これに加えて病気の場合は有給休暇以外の枠で休みが取れる。
風邪をひいたら医者のほうが積極的に一週間休むための診断書を書くらしい。
バカンスの期間は2週間が普通で、これを夏とクリスマスの2回取った上に、さらに学校の休みなどに合わせて1週間ぐらい休む時がある。
フランス人の場合は、4週間まとめてとる人もいる。
7月に1週間休んだ人がいて、意外と短いバカンスだと思ったら、8月に3週間休む前のプチバカンスだというケースもある。
やはり日本人からすると考えられない。
そのような状況を想定して仕事が回るように、社会的にもシステムが出来上がっている。
そもそも休暇シーズンには国全体が休みに近いから、それほど人がいなくても仕事は回る。
休んでいる間も代わりの人が仕事をカバーしてくれるのが基本だから、戻ってきてもたまった仕事に押しつぶされるというケースも、それほど見られない。
それを考えるとほんとうに、幸せな人たちだと思う。
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by ryua210 | 2012-01-16 22:30 | 散文