PENTAX写真生活


by ryua210

コクリコ坂から

その映画の内容については、ストーリーはちょっと単純というか強引な印象がした。
あらすじも知らずに見たもので、最初はどの時代の話なのかも見当が付かず、なかなか入り込めなかった。
しかしそういうのをすべて忘れられるぐらい、映像の美しい映画だった。
特に海や空の描き方に力が入っていて感心した。
わざわざ描く必要のないと思われる雲のグラデーションとか光と影の様子がアニメとは思われないほどだった。
結局時代は1960年代だということが後で分かったけれど、その時代の懐かしさのようなものを十分に感じさせる町や人の描写もよかった。
主人公が朝ごはんを作る様子とか、カルチェ・ラタンと呼ばれる文化部の部室棟の中味の描き方も、本当に手に取るような現実感があった。
その映像を見てほんわかした気分を味わえるだけで、見る価値があるかなと思う。
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by ryua210 | 2012-01-31 01:36 | 散文