PENTAX写真生活


by ryua210

吉田沙保里銀メダル

リオ五輪で日本人選手の華やかな活躍が報じられるなか、女子レスリングの吉田選手が銀メダルに終わった。「終わった」というような言い方は、おおよそ不適当で、失礼極まりないものだろう。そもそも人はオリンピックに出場するというだけで、たいへんな尊敬を集めるものだ。そのようなオリンピックに4回続けて出場し、しかも4回とも1位か2位になるなどということは、畏怖の対象でしかな、レスリング選手として神格化されるに等しい価値があるだろう。であるからなおさら、人は吉田選手に金メダルを期待し、本人もそれを求める。その希望が叶えられなかったことに対する吉田選手の心中は察するにあまりある。申し訳ないと泣きじゃくる必要などなにもないのに、そのような気持ちが起こることも、痛ましいと同時に理解できる。一市民の励ましの声など届くべくもないが、吉田選手には伝えたい。今回のオリンピックであなたの功績が今までになく明確に示された。金メダルを取った他の4人の女子選手を見てください。その誰もがあなたの存在なくしてこの成果をあげることはなかっただろう。吉田沙保里が牽引してきた女子レスリングという世界の中に育ってきた選手たちであることは間違いない。個人の銀メダルに加えて、この4つの金メダルも吉田選手の功績大ということに日本人の誰もが疑問を持たないだろう。
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by ryua210 | 2016-08-19 17:38 | 散文