PENTAX写真生活


by ryua210

Autumn has come

昨日も今日も空がきれいだった。
秋来たりぬ、という感じで気持ちがいい。
よく好きな季節の順番を考える。
すると季節を単純に春夏秋冬の4つには分けるのは無理があるということに思い至る。
夏といっても初夏があり盛夏があり残暑があり、そしていつの間にか初秋になる。
だからだいたい(と僕は誰にも頼まれてないのに)季節を初春、陽春、晩春、初夏、盛夏、残暑、初秋、仲秋、晩秋、初冬、大寒に分ける。
すると僕が好きな季節は初秋、晩秋、初春あたりかなあ、と思う。

初秋はまさに今、あの暑い夏が終わり、去ってみると何か祭りのあとのような淋しさを味わいながらも、涼しい空気がさわやかで、なんとも心地よい季節だ。
晩秋は落ち葉が風に吹かれてからからと道路を吹き飛ばされるような寒さと少し暗めの雰囲気が物憂いけれど、そんな空気とは反対に、暖かい部屋の中で紅茶でも飲みながら読書をしたりぼんやり過ごす秋の夜長はこれまた幸せを実感する時間でもある。
初春はあの寒い冬が終わり空気の中に少しだけ温かみが混じる。道端や花壇では草花が徐々に顔を見せ始める。生命の始まりを感じるような季節だ。それでもまだぴんと張り詰めた冷気が気持ちいい。

まあ要するに今という時期はいちばん好きな季節のひとつで、僕は日々気持ちよさを味わっているということだ。
夕暮れ空の透明な色に見とれていた。

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PENTAX ist DS
DA18-55mm
F3.5
1/250
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# by ryua210 | 2006-09-24 23:16 | 写真生活

違憲判決

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060921-00000009-yom-soci

国家の斉唱を義務付けた東京都の条例に違憲判決が出たそうで、東京地裁の裁判官、勇気あります。

曲がりなりにも法学部だった僕は大学のときに法律の授業を受けたりもしていたけれど、つまらない授業の中珍しく胸踊るのがこの「違憲判決」というものだった。中でも有名なやつに身内を殺した場合は罪が重くなることを定めた刑法に最高裁が違憲の判断を下した「尊属殺違憲判決」というのがあった、これぞ司法のダイナミズム、といった判例だった。(そのほかにもいろいろあったけどあんまり覚えてないのが悲しい。) しかし司法の世界というのはこれまたがちがちの上下関係に固められているようで、偉い人の意向に逆らうような判決というのは滅多に出せないし、出したら露骨に左遷を受けるという世界だそうで、違憲判決なんぞはなかなか出せない、とか言う話しを聞いたような気がする。

そういう印象があったので、久しぶりに聞いた違憲判決にはいささかの興奮を覚えた。でもまあこれも上告やらなんやらされるうちに取り消されたり差し戻されたりして結局最高裁で違憲判決が出るなんてことにはならないと思うけど。

しかしまあ、国旗掲揚のときの起立や国歌斉唱を「義務化」しなければならないなんて、ずいぶんみっともない国だと思う。小泉首相は「法律以前の問題だ・・・」とのたまっているけど、そういう法律以前のことが自然とできないことが問題なんだから、それを無理やりやらせたって全然意味ないと思うけど。
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# by ryua210 | 2006-09-21 23:16

川越

町並みというものに関して、ヨーロッパ人は非常に高い意識を持っていると思う。パリやロンドンといった超大型都市から南仏やスコットランドといった田舎に至るまで、その景観の美しさといったらもう本当にすばらしいものがある。まあ言わば、欧州人の心のふるさとをしっかりと保っているというか、そういうものに対して非常に高い価値を見出している。これこそが僕がヨーロッパを愛してやまない理由だ。僕なんかはイギリスの住宅街を見ているだけでも惚れ惚れしたりする。彼らは多分、相当な努力をしてそういう町を作ってきたのだと思う。翻って日本では、東京だろうが郊外だろうがこのような「景観に対する意識」というのが大変低く(と僕は思う)、てきとーに建物を立てているような気がする。それはまあ、ここ100年ほどは常に、追いつけ負い越せの現代化一直線の道を脇目もふらずに進んできたからで、状況を考えれば仕方がないかもしれない。でももうそろそろ、日本人の心のふるさとを大切にする街作りへと、価値観を転換させてもいいのではと思う。
あるとき僕は何かの雑誌で、江戸時代の街並みが写った一枚の小さな写真を見たけれど、その瞬間に不思議なほど心がふんわりと癒された覚えがある。こういうので結構、安らぎとかゆとりを得られるんじゃないのかなあと思った。僕もこれまでいい町並みのいい「日本」をいくつか見てきた。山口県の萩城下町、岡山県の倉敷美観地区、神奈川県鎌倉、そして近くは埼玉県川越。
多少作られた観光地の感も否めないけれど、こういう町をたくさん作る努力は、すごくいいことなのではないかなあと思う。

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PENTAX ist DS
DA18-55mm
F5.6
1/20
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# by ryua210 | 2006-09-19 23:44 | 写真生活

うちの庭

最近は写真に対する渇望が強く(これはとてもいいことだ)、被写体に飢えていた僕は先日の土曜日、自転車を漕ぎこぎ何かいいものはないかと浦和のあたりを走り回っていた。けれども天気は悪く撮りたい物は何もない、結局5時間ほどして収穫なく帰ってきた。あぁあと思って次の日、遠出はあきらめてうちの庭をぶらぶらと歩き回って見た。まあそうすると雑草の花は咲いているしハチは飛びチョウが舞いトンボまでぶんぶんと遊泳するという、被写体の宝庫だということが分かった。灯台の足元をなめてはならない。これからはしばらくここで楽しめそうだと思った。コスモスなんか咲かないかなあ。

ちなみにこのうちの庭、ほんとのところはベランダの下に広がる市民農園です。まあうちの庭みたいなもんだな。

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PENTAX ist DS
DA50-200mm
F5.6
1/500
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# by ryua210 | 2006-09-18 22:13 | 写真生活

僕たちの戦争

そういうドラマをやっていた。
久しぶりに面白いドラマを見たと思った。
筋書きがよくできている。
でもそれ以上に、現代人が全然理解していなかったり想像できなかったりする戦争時代の話を、えぐすぎず、深刻すぎず、情に訴えるばかりでなく、非常に適度に、表現しているところがよかった。また逆に、特攻兵から見た現代がいかに異常か、改めて問いかけているところがよかった。中でも、欲情や感情に任せて生きる現代人を見て「尊い命を国のためにささげた英霊は、このような国を作るために死んでいったのではない!!」と叫ぶシーンが印象的だった。
ただただ単純に、今現代という時代の物質的に恵まれすぎた現実とその影で失われてしまった精神について思いを致すために、僕にとっては非常に意味のあるドラマだった。

主役森山未來の演技はすばらしかった。

http://www.tbs.co.jp/boku-sensou/index-j.html
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# by ryua210 | 2006-09-17 23:54

漁港で

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我が家では前の畑からこおろぎや鈴虫の大合唱が心地よく響く、初秋の夜遅くでございます。
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# by ryua210 | 2006-09-05 00:20 | 写真生活

東京の空

写真の定石として、たとえば空を入れるときは地平線が下から3分の1のあたりに来るように入れるとバランスがとれるというのがある。僕はそれをわざと4:1ぐらいにしたりする。むしろそうすることが僕の写真のアイデンティティだという意識がある。空というのは本当に魅力的だ。特に冬の透き通るような空の青さは、何物にも変えがたい美しさだと思う。

そんな青空を、恵比寿ガーデンプレイスの下から見上げた。

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PENTAX Optio S4
1/320 F4.3
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# by ryua210 | 2006-09-01 22:45

ゴールデン

自分ではいまさら言うまでもないことだが、僕は生粋のイギリス好きで、その反動としてアメリカにはあまり親近感を持っていない。それはまあ、イギリスに激しく共感するあまり、イギリス的な要素を持ち合わせていない同じアングロサクソンの国に興味を持てない、という程度のもので、アメリカ嫌いというのともまた少し違う。とはいえ去年の2月出張で始めてアメリカに行ったとき、それはびくびくした。アメリカに対してはあまりにも無知だったから、空港で、たとえばきょろきょろしているだけで連行されるんじゃないかとか、人とぶつかっただけで裁判を起こされるんじゃないかとか、まあそういう勝手な想像をして一人でどきどきしていた。結局、そのときの僕の印象としては、アメリカ人は思ったより全然いい人たちで、むしろ僕はイギリスにいるときより黄色人種であることを意識することが全然なかった、という意味では気持ちがよかった。それとアメリカの大きさにはほとほとあきれた。大きさというのは、物理的に土地が広い、ということです。よきにつけ悪きにつけ、あの大きさこそアメリカという国を存立せしめるためのいちばんの要件ではないかと感じられた。

さてそんな大きなアメリカに、ゴールデンという村(といっていいと思う)がある。デンバー郊外にあって、僕は立った1泊だけここに泊まった。ある人はここを「寂れた日本の温泉街のようだ」と称したらしい。しかしまあ、その村が、僕にとって居心地のよかったことよかったこと。24時間も滞在していないけれど、その村こそ僕にイギリスを思い起こさせるようなこじんまりとした町並みやきれいな小川のせせらぎを持ち、目の前には壮大なロッキー山脈を控え、芝生の上ではアヒルが休息しているという、いやがうえにも心が休まるような場所だった。大げさに書いたけれど、大きなアメリカの中では特に印象に残った場所だった。時差ぼけの取れない僕は毎日早起きをし、このときも朝の4時ごろからテレビを見たり部屋をうろうろしながら、窓の外に明け行く空を、カメラに収めたのだった。

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PENTAX Optio S5i
0.3s F2.6
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# by ryua210 | 2006-08-31 23:38 | 写真生活

カラフル

今年の冬だったか、三丁目の夕日という映画を見た。非常によくできた映画で、僕は感動もし納得もし、昭和中ごろという時代に限りないいとおしさを感じた。すごく単純ではあるけど、みんなが将来に希望を持っていた時代、物質的には今より全然豊かではないのに人の心に人間味があふれていたような時代。僕は知りもしないのに懐かしさすら感じた。希望が持てるということはすばらしいことだと、つくづく感じたものだった。この映画はここ数年で見た中では「リンダリンダリンダ」と並んでいちばん好きな映画のひとつだ。数年前、NHKの朝の連ドラでも昭和初期の大阪のパン屋さん一家を舞台にしたのがあって、このときも同じように懐かしさを感じた。

お台場に「xx丁目商店街」みたいな名前の、昭和初期を擬した商店街がある。ここはまさに3丁目の夕日の舞台です、といわんばかりの(ある意味)風情ある町並みを見事に再現している。いつかここで、好きなだけ撮影ができたらなとひそかに思っている。この写真は正直何屋さんか覚えていないけれど、金平糖だったかなあ。

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ちなみにおせっかいながら3丁目の夕日ホームページのリンクをつけておきます。
http://www.always3.jp/
BGMが聴けると思いますが、この音楽もまたノスタルジアを掻き立てる秀逸なメロディでして、僕なんかはこれを聞くだけで涙がこみ上げてくる。
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# by ryua210 | 2006-08-30 22:50 | 写真生活

ナバホ族

「地球環境は先祖から受け継いだものではなく、子孫から借りているものである」
(「本気でいいたいことがある」さだまさし より)

心を洗われる思いがした。
地球人がみんな、一日一回つぶやくべき言葉ではないかと思う。

同じ本より
「・・・そうなんです。覚えておいてください。「未来」という時空間は「今とても想像もできないような素敵なことが起きる可能性のある時空間」なのです。今どのような悩みや苦しみを抱えていたとしても、例えいくつになっても明日という日が来る限り未来には今日想像もできないすばらしいことが起きるのだと信じてください。
そして、過ぎ去ってしまった時間である過去は、もう変えられないと思っているかもしれないけれど、未来が変わることで、過去も変えられるんです。事実は変わらないけれども、過去の持つ意味は劇的に変わっていく。それが生きるということであり、生命の不思議さ、尊さなのです。」

僕が常に、心にとどめておきたい文章だった。
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# by ryua210 | 2006-08-25 23:56

拍手

高校野球というのはどうしてここまで情熱的でドラマチックなのか、誰もがそんな思いを抱く決勝戦だったと思う。こんな決勝戦はどんな想像力のある人でも考え付かないに違いない。一球一打にドラマがありすぎてもう並の感受性ではとてもこらえきれないほどの世界だ。この決勝戦は今大会で何度も何度も繰り広げられた甲子園劇場の集大成にふさわしい、壮大な最終幕であったことは間違いない。この48幕の舞台一つ一つに舞台裏があり、それを演じた一人ひとりに陰の努力があり、それを支えた周りの人たちにもまたそれぞれの思いがあり、それらがすべて積み重なってこそ、こんなにすごいことが起きるんだろうなあと、心から感心するしだいであります。これはもう、拍手喝采以外のなにものでもない。

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# by ryua210 | 2006-08-22 00:12

駒苫vs早実

高校野球は、当然全部見られるわけではないけど、僕が見られた試合だけでも、信じられないような試合が毎日のように行われていて、僕はもう10歳も年下の高校生たちの力に度肝を抜かれるばかりだ。今日の決勝戦は、度肝を抜かれる集大成のような試合で、僕は合間合間にテレビを見るだけで十分疲れた。
あの情熱と全力プレーが、甲子園を野球の聖地にしているといっても過言ではない。

写真はこの激戦の主役を飾った二人の投手。好対照が印象的なクール派と熱血派。
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# by ryua210 | 2006-08-20 21:58

ワイングラス

話せば長くなるけれどそこを短く言うと、この前(といっても2ヶ月ほども前)我が実家では家を建て替えるための上棟式を行った。これは要するに家を支える骨組みが出来上がったところで、新しい家の安全を祈願する儀式で、現代人の僕は生まれて始めてこれを経験した。大工さんや建築士さんが集まり、神主さんが神妙に儀式を執り行い、柱ばかりの敷地内で酒宴が催された。はじめはずいぶんたいそうなことをやるんだなと半ば他人事のように考えていた僕だったけれど、いい木を探しに高知まで出かけた話しや、棟梁の称賛の言葉(棟梁はしきりに木をほめていた)なんかを聞いているうちに、何かこう、これからできるこの家に対する愛着のようなものが湧いてきて、ああこれは、僕にとってもただの建物ではない何か大きな意味を持つ家になるんだろうなという思いが去来するようになった。それは、この家を建てるに至った両親への敬服の想いであり、この家の建築にかかわってくれる数々の人への感謝の想いでもある。この家はうちの財産として、世々を経て子孫に伝えゆかなければならない、大げさに言えばそういう気持ちを味わうに至った。家と言えばすでに出来上がったマンションや建売住宅が当たり前と思っている僕には、非常に新鮮な気持ちだった。

この写真は、建て替える前野家の玄関に咲いていたチューリップ。
ワイングラスのような丸みがきれいで、思い切りそばによって撮影した。

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PENTAX OptioS5z
1/100 F3.5
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# by ryua210 | 2006-08-20 16:03 | 写真生活